在宅酸素療法・禁煙外来

在宅酸素療法(HOT)

在宅酸素療法(HOT)の患者さんの診療も行っています。

慢性閉塞性肺疾患(COPD)や肺線維症、肺結核後遺症や慢性心不全などの患者さんが、在宅酸素療法の対象になります。

在宅酸素療法(HOT)とは

血液中の酸素が不足している方が、ご自宅など病院以外の場所で、不足している酸素を吸入する治療法です。
医師の指示で、酸素供給機器を使用します。健康保険の適用になっています。
現在日本では約17万人以上の方が、在宅酸素療法を行っています。

当院では、この治療の導入・維持・管理など全て対応させていただきます。

酸素療法の効果として

  • 長生きができる
  • 息切れが改善する
  • 入院回数を減らすことができる
  • 生き生きとした生活を送ることができる

などがあげられます。

現在息切れがある方、COPDなどの病気が心配な方は、一度ご相談ください。
また現在通院中の医療機関が遠方の方、病院での待ち時間がしんどいなどお困りの患者さんも、お気軽にご相談下さい。
呼吸器科として、日常の管理をご相談させていただきます。

禁煙外来

禁煙外来を毎日行っています。

喫煙は、肺がん・肺気腫・心筋梗塞・動脈硬化などの原因です。
禁煙したいけど、なかなか止められないのは、「ニコチン依存症」という治療が必要な病気のためです。
当院では、これから禁煙を考えている方、過去に禁煙を失敗された方に対して、禁煙のご相談をさせて頂きます。
まずはお気軽にご来院ください。

禁煙外来では、12週間の禁煙治療に対して、健康保険が使用できます。

呼気中CO濃度測定器

健康保険での禁煙治療を受けられる場合

「禁煙治療を受けるための要件」を満たしている必要があります。

  • ニコチン依存症を診断するテストで5点以上
  • “1日の喫煙本数×喫煙年数”が200本以上の方(35歳以上の方のみ)
  • 1ヵ月以内に禁煙を始めたいと思っている
  • 禁煙治療を受けることに文書で同意している
  • 1年以内に健康保険を使っての禁煙治療を受けていない

5回診察の合計費用

初診料+再診料+ニコチン依存症管理料+院外処方箋料+薬剤費

  • ニコチネルTTS(貼付剤) 3割負担の場合
    約1万3,000円
  • チャンピックス(内服薬) 3割負担の場合
    約1万9,000円