在宅診療

当院の在宅医療について

私たちが目指す在宅医療と取り組み

自宅で安心して過ごしていただくために、
私たちが出来ること

在宅医療は“支える医療”です

在宅医療は支える医療です。
今まで外来や入院中に行ってきた治療は、もちろん引き継いで行います。
その上で、支えることに重点をおき、私たちは自宅での医療を考え提案していきます。

在宅医療は“支える医療”

歳をとった時、治らない病気になった時、亡くなるその時まで治し続けようとする。
そんな最後でいいのか?

そんな疑問が、在宅医療の出発点!

病状が違い、歩んできた人生、価値観が違う患者さん一人一人に合わせ、支えていく。

時に人生最期の生き方、過ごし方を提案。

外来診療と在宅医療は大きく違う!

在宅医療:
処方せん配りでは無い!
  • 病状は安定していないことが多く、重症度は高い。
    診察以前に、生活が成り立っていないこともある。
  • 訪問診療は診察だけを行うのではない。
    病状や考え方、人生観、ご家族との関係も考えて提供する医療を考える
  • 老化や治せない病に向き合う “支える医療”

在宅医療は“その後”を支える

在宅医療は、“病気が進行した時”や“加齢により通院が困難となった後”を支えます。
希望すれば自宅で看取りまで行えるように、医療面、生活面を総合的に支えていきます。

在宅医療は“その後”を支える

肺がん等の悪性腫瘍

(手術 → がんの再発) → 抗がん剤、放射線治療

脳血管疾患、認知症

徐々にADLが低下 → 食事量が減ってきた

加齢による廃用

嚥下力低下 → くり返す肺炎、心不全

神経難病

→ ADLの低下、嚥下障害、呼吸不全

“その後”を支えるのは外来では難しい

外来診療
全身状態の悪化とともに、通院が難しくなる
  • ・通院回数は減少
  • ・自宅での生活が見えない
  • ・外来の時間制限があり、診察、説明が十分に行えない
  • ・解決すべき問題が蓄積破綻のリスク大
在宅医療
  • ・状態の悪化に応じて診察回数は増やす事が出来る
  • ・自宅での生活をふまえ、生き方の提案が行える
  • ・診察や説明、相談の時間はほぼ無制限

在宅医療は“訪問診療”と“往診”
で成り立っている

訪問診療の役割
訪問診療とは、ご自宅や入居されている施設等へ、医師が定期的に訪問して診察することです。

対象となる方は、病気や年齢による制限はありません。
お一人での通院が難しい患者さんであれば、ご自宅や施設等に日頃から定期的に診療に伺うことができます。そして、計画的に診察、治療、処方や検査、健康管理や療養相談を行います。

訪問診療の目的は、病気を治すことだけではありません。
訪問診療を通して、患者さんやご家族が安心して在宅での療養生活を続けられるように、医療の専門家、マネージャーとして総合的にサポートすることが最も大切だと考えています。

医療マネージャーとしての医師

在宅医療では、
診断、治療を行うという医師の役割
医療マネージャーとしての医師の役割。

医療マネージャー1 医療マネージャー2

医療マネージャーとして考える事

1.まずは生活を成り立たせる。

  • 寝たきり状態に近いが、布団で寝ている
  • ベッドから落ちたら上がれない
  • 褥瘡があるが、何をしたら良いかわからない
  • トイレに行けない
  • 食べて出す、清潔を保つ

2.病気だけで無く、人もみる。

患者さん、ご家族の置かれた環境、物の考え方はさまざま。
加齢に伴う変化、病状の進行を一緒に受け入れる。
病気との折り合いをつけてあげる。

3.多職種の連携が重要

ケアマネージャー
訪問看護師
リハビリテーション
薬剤師
介護士
栄養士
保健師

4.循環型の連携

医療連携
往診の役割
往診とは、急な体調不良や病状の変化に対して、臨時にご自宅等へうかがって診療を行うものです。
病状に変化があった時、またはいつもと様子が違う時など、臨時に往診を行う事で病状をすばやく把握し、対応する事が可能となります。

当院では、訪問診療を行っている患者さんに対して、病状の急変時やご不安な時に、24時間・365日の体制でいつでも連絡が取れるようにしています。
夜間も休日も電話対応し、必要に応じて診療時間外でも、医師が往診できる体制を取っています。

万が一入院が必要となった時には、ご希望の病院や連携病院への紹介・手配をさせていただくことも可能です。